Shiny Rainbow Okinawa
FM那覇(FM78.0MHz)
木曜10:30-10:56

 

(城間ひかり)
最初のコーナーは『発達障害について知ろう』ということで、発達障害の特性、また周りの関わり方や環境づくりなどなど、いろいろな視点から考えてみようというコーナーです。

番組が1年を迎えたということもありますし、発達障害の簡単な説明を少しだけ行いたいなと思います。

発達障害。生まれつきの脳の病気といわれています。それが発達障害です。

特徴としてですね、この発達障害に見られる特徴というのが大きく分けて3つあります。

 

発達障害に見られる3つの特徴

 

一つ目は注意欠如多動性。いわゆる『ADHD』 と言われているものです。

その特徴見られる特徴が『不注意』集中力にムラが多かったり忘れ物が多かったり。

あとは多動性。手足のそわそわ や席を離れる、また走り回るとか落ち着きがないとか言われることです。

そして衝動性。質問が終わる前に答える、順番を待ってない、他人を妨害したり邪魔をするというような行動が見られる。

それがこの注意欠如多動性、『ADHD』というものの特徴の一つです。

 

そして二つ目が学習障害。これが『LD』とわれています。

学習障害の中でも算数障害や読字障害。

読み書きができないとか苦手というものや、計算や算数そういったものの障害、学習面での障害ですね。そういったものが見られます。

 

そして三つ目は広汎性発達障害、自閉症スペクトラム障害というものです。

自閉症という言葉は昔からもよく耳にするんじゃないかなと思いますが、これが広汎性発達障害というその特性の中に含まれています。

例えば同じ行動をずっと繰り返すだとか。

あとは言葉ですね。オウム返しで何度も同じ質問を返したり、『うん』『はい』と言ったり。

興味だとかそういったこともすごくこだわりが強いというものも、この広汎性発達障害の特徴として見られています。

 

症状は人によってそれぞれ

 

その3つの障害にはそれぞれ特性もあるんですが、それと併用して中には知的障害も発達障害の一つではないかと言われていることもあります。

私の三男君は知的障害の重度です。

発達障害のいろんな特性に当てはまる部分もあるので、知的障害の中に発達障害の特徴として見られる、広汎性発達障害だとか。

学習障害・知的障害は、知能的にちょっと衰えている部分があるので、そこはちょっと違う部分にはなるんですけれども。

落ち着きがないとかはもちろん三男君もありますので、そういったところが見られるのかなという、どこか同じようなものが併用して見られることもあります。

中には発達障害の学習障害もありながら 『ADHD』、落ち着きがないとか忘れ物が多いとかそういった部分も見える子もいます。

だから発達障害のこういった特徴や特性が必ずしも一つでもなければ、すべて共通するって言うこともないです。

これは本当に皆それぞれ違いますので、そこも分かってほしいなと思います。

 

発達障害という病気を取り巻く環境の変化

 

昔はこういった発達障害っていう言葉がなかったのですが、今は本当に耳にすることも増えました。

昔だと「少し変わってるな」とか「なんでこの人ってこんなに衝動的でとか落ち着きがないんだろう」って言われたりしてました。どうしても周りは(そういう風に)見る部分があります。私もあったので。

きっとこれって環境のせいじゃないか、とか、親の躾が悪いんだ、愛情不足なんだよって言われていることも実際ありました。

今でも正直そういった部分で浸透されていることもあります。

ただ、今いろんな研究を重ねて発達障害というものが法律的にも認められています。日本ではまだまだですけど外国では本当に大きく取り上げられている病名の一つでもありますので。

その発達障害を持っている、脳の病気と言われているものがあるので、そこからなにかしらそういった行動が見られるようになったんだなという理解が本当に少しずつですけど、世の中が認知されてきたんじゃないかなと思います。

そしてこの環境というのはすごく大事です。

どんなに脳の病気と言われているからとはいえ、どうしてもやっぱりこの環境で人は生活して育っていって大人になるわけです。

そこでどういった環境でサポートして支援していくことによって、その子がこれから変わっていくっていうのも事実です。

なので、脳機能障害だけのせいだけでもないっていうのも言われています。

そこから関わる人たちのサポートで、プラスになるかマイナスになるかっていうのもありますので、そういったこともあるよということをわかってほしいなと思います。

 

『見た目では分からない』という難しさ

 

そしてこの発達障害のとても問題となる部分があるのが、本当に見た目では分からないということです。

健常者と同じような見た目っていうのも言葉は悪いのかなと思いますけど、本当に見ては分かりません。

身体障害、視覚障害とか足が悪い、足に障害を持っている方っていうのは見た目でわかるじゃないですか。

そうした時って周りの方も「この人は何か困っているな」ってすぐ見てわかるので気づくわけですよ。

そしたらどうされます?

何かやっぱり助けてあげたいなとか、何か手を貸してあげたいなって思うじゃないですか。

でも発達障害って見た目では分からない分、普段、普通に一緒に遊んでいる中生活している中で急に、あれ?って思う部分が出てくるんですよ。

そういった時に『え?何この人、すごく変わってる』って思われるということが現実的にある話です。

私の周りでもよく聞きますし、私もこの発達障害ということを学ばなければわからない部分たくさんありました。

なので、勉強するようになって私が気づいたことは、人と関わる上で人はみんな本当に人それぞれなんだなっていうこと。

 

まずは知っておくことから

 

健常者でもいろんな性格をもって、いろんな考え方や生き方だってあるじゃないですか。育ってきた環境って本当に違うので皆それぞれ違うわけですよ。

そこに発達障害っていうものを持った人がいるのかもしれない。

これからどうやって関わっていくかとか、どんなサポートができるか、そして理解できるのか、寄り添えるのか、ってことを私は学ぶことができました。

決して番組を聞いてる方に「絶対こういうことがあるので理解してください」って押し付けるつもりはありません。

情報の一つとして頭の片隅に「そういえばあの番組でこういったことを言ってたな」って思うぐらいでも全然構わないです。

本当にそれだけでも障害児を育てている親にとってはすごく強みになります。

どうしても障害児を育てる親としてはやっぱり周りの目を気にしてしまったり、この子周りに迷惑をかけていないかなとか、どこか肩身の狭い思いをしながら生活をしている時もあるので。

そういう時に耳を傾けてくれる人がいるだけでもすごくホッとする気持ちになります。

なので、発達障害の大きく分けて3つそういった特徴・特性がありますよというお話を今日させていただきました。

またコーナー内でできる限りいろんな情報を伝えていきたいなと思います。

それでは今日もお時間お付き合いいただきありがとうございました。

パーソナリティーは『城間ひかり』でした。

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