ビジネス天国沖縄
FMぎのわん
金曜13時〜14時
当時22歳で大学生の時に家事代行サービスの会社を起業した宇江城さん。学生のうちに会社を立ち上げたきっかけ、学生起業ならではの苦悩、将来の進路に不安のある学生へのメッセージなどを話しています!

 

新里:本日のゲストを紹介します。合同会社SUNJU代表の宇江城雄人さんです。まず簡単に自身の方から自己紹介をお願いします。


宇江城:
合同会社SUNJUの宇江城です。年齢は24歳になります。

沖縄国際大学に通ってたんですが、一旦除籍という形で籍を除いているので、会社が落ち着けば再入学して残りの単位をとって卒業したいと思います。

今は家事代行サービスの会社を経営しています。

 

学生起業のきっかけや苦悩

学生のうちに起業を決意したきっかけ

 

新里:学生のうちに起業しようと思ったきっかけってなんだったんですか?


宇江城:
なんとなくただ普通に就職したくないという思いがあって。

とは行っても仕事して稼がないと生きていけないというのがあったので、だったら自分でサービスを作ってお金を稼ごうと思ったのがきっかけです。

もともと大学の2年の始めくらいからインターネットで物を販売したり、中国の物を日本で転売したり、ブログを書いて発信をしたりということを3年間くらい続けていました。

それで休学を経て大学4年に上がった時に、就職とこのまま自分でやり続けるのと選択に迫られた時に、このままネットで何かを売るよりも沖縄でサービスを展開したいなという感じです。

ちょうどそういうのを考えてた時に、大好きだったおじいちゃんが病気で看病が必要になって、自分の親の兄弟が毎日通って看病するということをしていました。

親の兄弟は4人いたからなんとかなってましたが、これが兄弟が1人や2人だとものすごい大変なんじゃないかと。

自分の家庭や仕事もある中でそういうことをするのって大変じゃないですか。

それで調べてみたらヘルパーさんとか、サポートする仕事は他にもあったんですが、どうしても介護保険の適用内でしかできないということで縛りが結構あって。

だからもっと他のことで補えるものがないかなと調べてたところ、県外で普及してる家事代行に注目しました。

那覇にはたくさん業者があったんですけど、中部にはあまり業者もなくて。

自分がそう行ったサービスを作って色んな人に知ってもらえるものを作ろうということで始めました。


新里:
身内で行ったことがきっかけでそういうことに至ったわけですね。

気づいたところから実際に行動できるっていうのがすごいですね。

もともと行動力はある方だったんですか?


宇江城:
そうですね、小さい頃からやりたいことがあったらすぐにやるタイプだったようで。

習い事も野球、バレー、サッカー、バスケ、水泳、三線、太鼓、ピアノ、ハンドボールって色んな部活や習い事を転々としたりして(笑)

面白そうと思ったことはやってみるというのはあったのかもしれません。周りからは三日坊主だと言われるんですが…


新里:
なんか、僕と同じ匂いがしますね(笑)

三日坊主って大事だと思ってて。やらない人よりは三日もやってるわけですからね。

 

歳の差あるスタッフとの人間関係

 

新里:実際に今のビジネスを始めてみていかがですか?


宇江城:
振り返ってみると最初は問題が多かったですね。

人間関係の問題が主だったんですが。

自分は22歳の時にこの事業をスタートして、最初に雇用したスタッフが50代の女性の方2人でした。

女性の気持ちが分からない上に、年齢も30歳くらい歳上なので自分と相手の常識が全然違っていて。

それで辞めちゃう人が多かったりして、そういうのが1年くらいずっと続いていました。

一番の壁はスタッフさんとの関係性でしたね。

50代の方を雇用してる経営者が周りにいなくて相談する人もいなかったです。


新里:
どういうところですれ違いが起こってたんですか?


宇江城:
例えば、仕事の日に「子供の体調が悪くなったので今日は出勤できません」って。

あまりにも頻度が多かったので、子供がいない自分からすると「本当かそれ」って思ってしまうこともあって。

その度に新しいスタッフに急遽連絡して出てもらったり、お客さんに電話して「今日はいけません」って謝罪したりしてました。

スタッフの数が増えれば増えるほど、そういう問題も多くなって行って。

自分の中では仕事は制服で行くのが当たり前っていう常識がったんですが、50代の方からすれば「家事の業務だから私服でいいだろう」って言われたりもして。

「若造が何言ってんだ」って思われてたと思います。

会った時の第一声が必ず「若い!」ですからね。

当時まだ学生でしたし、年齢の壁というのがありました。

自分の当たり前と相手の当たり前は違うというのを学べたのは大きかったと思います。

今はスタッフさんも当時よりは増えてきて、いざこざとかはだいぶ無くなりましたね。


新里:
女性の気持ちが分かるようになったんですね。


宇江城:
「20歳、歳が離れると宇宙人だと思った方がいい」ってある本に書かれているのを読んで。

それを読んでから「なるほど」って思いました。


新里:
じゃあ今は、宇宙人としてみてるんですか?(笑)


宇江城:
いや、もちろん人間としてみてます(笑)

でも考え方の相違があっても理解できるようにはなりました。

 

SUN(太陽)JU(やーにんじゅ)

 

新里:会社名の「SUNJU」の名前の由来ってなんですか?


宇江城:
SUNが太陽という意味で、JUが沖縄の方言の「やーにんじゅ」、家族という意味です。

お客さんのお家の中に入り込むっていう特殊なサービスを提供しているので、家の中に太陽のような明るさを入れていきたい。サービスを利用することによって笑顔になってほしいという思いでこの名前にしました。


新里:
学校に行かずこれを考えてたんですね!


宇江城:
それで単位を落としてしまうという(笑)


新里:
確かにお客さんの家に入るわけですからね。他にまだまだ気づかないターゲットとかニーズっていうのもありそうですね。


宇江城:
そうですね、これからもっと認知を広げていけば出てくるかなと思いますね。

 

お客さんとのやりとりにLINEを用いる理由

 

新里:人と対面で会うといういつの時代も変わらない仕事でありながら、連絡をお客さんとLINEでやりとりするという近代的なやり方のギャップがいいですね。


宇江城:
僕自身がそういったサービスを利用するってなった時に、人見知りなので電話とかだと少し恥ずかしいなと思うことがあって。

でも文章だったら気軽に送れるじゃないですか。あとは時間も気にしなくてもいいですよね。

例えば20時以降にサイトを見てくれた人だと「この時間に電話としてもいいのか」と思ったりする人もいると思うんですが、LINEやメールなら時間を気にしなくていいですし。

文章としても残るのでこちらとしても都合がいいですね。

もちろん電話がいいという人には電話でのお問い合わせも受け付けてます。

スタッフさんとのやりとりも基本LINEです。


新里:
宇江城さんの年代からすれば、IT系というかインターネット業にいきがちなイメージあるんですけども。

24歳という若さで人と接する事業をするっていうのは色んな意味があると思いますね。


宇江城:
人と話すのが好きですからね、人見知りですが。

お年寄りの方と話すのは得意なんですけど、同じ年くらいの人たちの中に入って行くのは緊張しますね(笑)

新里:おじいおばあと話すのって楽しいいですよね。


宇江城:
楽しいですね。「そういう経験してきたんだ」みたいな。


新里:
カメーカメー攻撃は受けました?


宇江城:
受けましたね(笑)


新里:
カメーカメー攻撃はロックオンされたら終わりですからね(笑)

そういえば僕、これから「おばあチャンネル」っていうYouTube番組を作るんですよ。


宇江城:
どういう番組なんですか?


新里:
単純に沖縄のおばあってすごい人がいっぱいいるんですよ、とんでもない人が。

そういう人たちを表に出すっていうのは本人たちにとってもいいと思いますし、それを聞きたい人もいるはずなんですよ。

昔の知恵や昔の言い伝えを教えてもらったり、元気な様子を届けて「自分たちも頑張ろう」って思う人もいると思います。

ぜひ一緒にやりましょう。


宇江城:
ぜひ!(笑)

 

今の大学生に伝えたいこと

新里:もし今の大学生が「やりたい仕事がなくて悩んでます、将来が不安なんです」って相談に来たらなんて言いますか?


宇江城:
ちょうど昨日、地元の後輩からそういう相談を受けました。

就職するか、でも起業したい思いもあるから何からすればいいか迷ってるみたいで。

起業と言ってもどういう事業をしたいっていうも決まってないって感じだったので、起業に必要なスキルを身につけるためにまず会社にバイトで入ったり就職してみるといいんじゃないかと言いました。

そしたらそこにいる先輩から色んな話が聞けたり、色んなスキルが身についたりすると思うので。それでタイミングをみて起業すればいいかなと。

それで、その子には知り合いのIT系の社長さんを紹介してそこでバイトから入ってみようかなってなりましたね。


新里:
僕も同じような相談を受けたことがあるんですよ。

起業したいんですけど、生活もしないといけないから居酒屋でバイトをしてると。

セミナーとかで勉強していきたいけど、お金も時間もないからどうしたらいいですかって。

だから「お前何してんの!」って言いましたね。

セミナーなんかよりせっかく現場にいるんだから、そこのお店の売り上げを上げてみろっていうアドバイスをしました。

接客かもしれないしマーケティングかもしれないけど、どうやったらお客さんがもっと来てリピートしてくれるかっていうのを考える。それを考えた瞬間にバイトに対する考え方が変わるよって。


宇江城:
そういうことですね。

ただバイトするのと、自分がこの会社のオーナーという意識で売り上げを伸ばすことまで考えてやると考え方も身につくものも変わりますね。


新里:
100倍くらい身につく量が変わりますね。オーナーからしてもそういう人は話したくないですよね。

オーナーに「こうしたらどうですか?」って提案してそれで文句言われたら、その程度のレベルのオーナーなのでバイト先を変えた方がいいよって言いますね。


宇江城:
今日もこの後スタッフさんと打ち合わせするんですけど、その方は毎日夜にLINEを送ってくれる方なんですよ。

「SUNJUはもっとこうした方が絶対にお客さんが喜びますよ!」っていつもアツいアドバイスをくれたりして。

そういう人と自分も話したいので「じゃあちょっと打ち合わせしましょうか」ってなりますよね。

もしそれで文句を言うようなオーナーがいたらその会社は伸びなさそうですね。


新里:
ちょっと考え方を変えるだけで伸び方が全く違って来ますよね。

目先のお金だけを稼ぐバイトなのか、長い目で見て自分のスキルに繋がるものなのかどうかって言う。

単純に時給が高い安いだけじゃなくてね。

 

今後の目標は沖縄県内全域へ届けること

 

新里:サービスを使いたいと思った時はホームページで?


宇江城:
はい、WEBサイトから電話・LINE・メールにてお問い合わせを受けて受けております。『家事代行サービス SUNJU』と検索していただけると出てくると思います。


新里:
これは県内全域なんですか?


宇江城:
いえ、これが対応できてるのが南が那覇まで、北は恩納村に1世帯って感じなので、その間ですかね。

名護や糸満ではなかなか対応できていないですね。

どうしてもっていう依頼があったら、たまに話し合いの上スタッフさんが了承してくれれば行くこともありました。

でも基本的には那覇〜恩納村の間くらいですね。

本当は全域に広げられるようになりたいなというのがありますね。


新里:
今後の展開として考えていることがあったりするんですか?


宇江城:
まだ沖縄全域に届けられていないので、沖縄全域にサービスを届けていければと思っております。

そこである程度固まれば県外の地方にいければと思ってます。

首都圏の方にはサービスたくさんありますけど、地方の方がまだあまりなくて。

地方の方は若い方が出て行ってしまうので、そういうところの方々をサポートできるような体制にしていきたいなと思ってます。


新里:
雇用の部分でもいいと思いますね。主婦が経験してることが仕事になりますからね。

残念ながらラジオは延長がないのでこの辺でですね。

本日の動画もYouTubeチャンネルにあがるので、「ビジネス天国沖縄」を検索していただければ、宇江城さんのお話が聞けますからね。またぜひ来てください。


宇江城:
ありがとうございました!

 

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