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金曜13時〜14時
お金に関する著書が40冊累計で80万部のベストセラー作家でもある田口さんが、自身が自己破産寸前の状態から立て直した時のストーリーについて話しています!

 

学校では教えてくれないお金の授業

 

新里:本日のゲストは、株式会社ファイナンシャルインディペンデンス代表取締役、お金本著作40冊累計部数80万部のベストセラー作家の田口智隆さんです。まずは簡単に自己紹介お願いします。


田口:
僕はお金の本を約10年前から書き始めまして、その他には「学校では教えてくれないお金の授業」というタイトルで講演会を全国各地でやらせていただいています。

今でこそお金に関する専門家というかんじですが、実は最初から順風満帆でやってきたわけではなく、20代は結構ひどいお金事情だったんです。

 

きっかけは「金持ち父さん貧乏父さん」

 

新里:田口さんは元々塾講師で、高収入高支出でいらっしゃったんですよね。


田口:
20代は8年間くらい地元の子どもたちに勉強を教えていました。収入は高かったんですが、入ってきたものは全部遣うどころか入ってきた以上に遣うという有様で、複数枚のクレジットカードで自転車操業が当たり前で、28歳くらいの時についに破産寸前まで追い込まれてしまいました。


新里:
そういった状況から一体どうやって脱却できたんですか。


田口:
当時大ベストセラーだったロバート・キヨサキさんの「金持ち父さん貧乏父さん」を読んだのがきっかけで、お金と正面から向き合ったのが転換点でした。


新里:
本がきっかけで人生が変わった田口さんが、今度は逆に本を書くようになったんですね。


田口:
そうですね。本は人生を変えるものの一つだということを自分自身が体験しているので、僕と同じように僕の本を読んでくれた人の人生が変わるきっかけになれたらいいなという気持ちで一冊一冊書かせていただいています。


新里:
僕の友人もよく「人生で悩んだ時には本を読む」と言っています。人間って物事がうまくいっているときは他人の話をほとんど聞かないけれど、うまくいかない時というのはすごく吸収力があるから、そういう時って実は成長するチャンスなんですよね。


田口:
そうなんですよね。最近は本が売れないとよく言われますけど、本を読まない人が増えているからこそ読む人は差をつけることができるということだと思うんですよ。


新里:
あと僕は世の中で一番安いものは本だと思っているんです。だってその著者が何年もかけて得た経験と、何千万円、下手したら何億円かけて培ったノウハウをたった1500円で教えてくれるじゃないですか。

しかも何度読んでも1500円。こんな安い買い物はないって本当に思うんです。ましてその著者から直接お話を聞ける今日みたいな機会は本当に嬉しいですね。

 

ギャンブルばっかりしていた

 

新里:ご自身が自己破産寸前に追い込まれたという大変な状況から脱出するために、田口さんは最初に何をしたんですか?


田口:
お金の遣い方を変えるために、まず自分の置かれている環境を変えました。環境が変わった、という受け身の姿勢ではなく、自分から積極的に変えていきました。環境というのは一言でいえば人間関係のことです。


新里:
人間関係ですか。具体的にはどのように変えたんですか。


田口:
それまでのお金の遣い方というのは、塾の仕事関係で出会った方たちとギャンブルしたり、ギャンブルしたり、ギャンブルしたりとギャンブルばっかりしていたんです。

そういう仲間と一緒にいたままでギャンブルだけはもうしない、というのは難しいと思ったので、彼らとの付き合い自体をやめました。このように環境自体を変えたのが一番大きかったですね。


新里:
そうやって人間関係を変えるのって結構難しかったりしませんか?


田口:
難しいです。ただ置かれている状況によって難しさは違ってきますね。ちょっとまずいな、くらいだと変えなくてもいいか、となると思うんですけど、僕の場合は自己破産寸前とかなり差し迫っていたので、この危機感の大きさが変われるきっかけでした。


新里:
本を読んで、人間関係を変えて、お金の面で変化が出てきたことはすぐに実感できましたか。


田口:
明らかに変わりました。週末競馬に行かなくなったのでお金を遣わなくなり、さらに今まで競馬に費やしていた分の時間が空いたので、お金と時間を取り戻したという実感がすぐに感じられました。


新里:
環境を変えた後は何をしたんですか?


田口:
環境が変わったことで取り戻した時間を、自分がやりたいことに使うようになりました。僕の場合は早く借金を返したかったので、少しでも収入を増やそうと本を読んだり勉強したりしていました。

勉強をすすめるうちに色んなセミナーや講演会で新しい人間関係ができていきました。そういう場に集まる人は自分と同じテーマに関心を持っている方が多くて、付き合っていくうちに人生が変わってきましたね。

環境が変わって人間関係が変わると、人生が変わってお金の遣い方も変わる。つまりお金の遣い方を変える入り口は、どういう人と付き合うかということだといえると思います。


新里:
セミナーや講演会には意識の高い人たちが集まっていていいですよね。

僕はよく5千円とか1万円の講演会を企画するんですが、高いっていう人が必ずいるんです。でもそういう人たちって価値がわかっていないって思うんですよ。


田口:
それを高いと感じるか安いと感じるかは人それぞれの価値観だと思うんですが、その価値観というのは一度体験してみないとなかなか変わることがないんですよね。

「1万円払ってこんないい思いができた!」という体験を一度するとその1万円を安いと感じられる。逆にいやな経験で終わってしまうと1万円を高く感じる。だからいいセミナーや講演会を企画して下さる新里さんのような方たちの存在は本当に大切だと思います。


新里:
僕は、人生が変わるのは人との出会いによるものだと考えているんです。人と出会うことによって環境が変わり、感覚が変わるから行動が変わる、言葉が変わる。そういったきっかけが講演会やセミナーなんですよね。

1万円の講演会をやっても、そこには別にお金持ちが来ているわけではないんです。かき集めた1万円で来る人もいる。実はそういう人ほど人生を変えたりするんですよね。

 

『稼ぐ方法』を考えるだけではいけない

新里:普通「お金について考える」というと「お金を稼ぐ方法」という方向にいきがちだと思うんですが、それだけじゃだめということですよね。


田口:
そうですね、僕は習慣が大事だと思っています。悪い習慣というのはすぐに身につくんですが、いい習慣は身につけるのに時間がかかるので大変なんですけどね。


新里:
習慣を身につけるコツのようなものはあるんですか。


田口:
僕は極力小さめのゴールを作って、一つ一つ達成しながら気持ちを持続させることを大切にしています。大きい目標というのはなかなか達成できないので挫折しがちなんですよ。だから気持ちを保ち続けるためにも、ちょっと頑張ったら達成できそうな目標を立てるようにしています。

実は僕は昔体重が100㎏くらいあってそこからダイエットした経験があるんですが、その時もいきなり何十kg落とすという目標を立てるのではなく、一週間単位で見た時に少しでも減ってればOKというかんじでとにかく小さく小さく目標を立てて、達成できているという実感を得られるようにしていました。

あとは何かを始めようとした時には、一緒にやる人が一人でもいたら習慣は身につきやすいですね。貯金でもダイエットでもなんでも、誰かと一緒に始めるとやめにくいんですよ。

こうやって人間関係、生活習慣を変えれば人生は大きく変わっていきます。


新里:
お金持ちになった人が、貧乏だった頃から持っていた考え方や習慣ってあるんですか。


田口:
あります。まず、いい意味でこだわりが強いです。人間関係においても八方美人の方はほとんどいません。くせが強いのでむしろ結構付き合いづらかったりします。

意外なことに、ものすごく広い人脈がある、というようなことはないんですよ。使う物だったり人間関係だったりにこだわりがある方が多いですね。

あとは質素倹約です。たくさん稼いで派手に使うようなことはほぼありません。稼ぐのはそこそこで残すのが上手、という質素倹約の方がほとんどなので、きっと街ですれ違ってもお金持ちだとはわからないでしょうね。

 

お金持ちほどお金を使わない

新里:意外なんですけど、お金持ちの方ってお金遣わないですよね。


田口:
ケチとはちがうんですけど、余計なことに全くお金遣わないですね。金額が安いから買うということは少ないです。逆に高いから買わないということもない。

お金の遣い方にメリハリがあります。あとはお金の遣い方にブレがないことも特徴ですね。だから流行に左右されたりはしません。


新里:
一言で言うと変わっている人といえるかもしれませんね。


田口:
普通にやっていたら貯まらないですからね。あとは、ある程度資産を築いている方は家族の関係が極めていいことが多いですね。


新里:
アメリカの大富豪の離婚率はとても低いそうですね。


田口:
喧嘩が少ないんでしょうね。家庭の喧嘩って結構お金が原因であることが多くないですか。そういった面で争いが少ないというのも離婚率が低い理由の一つかな、と思います。

あとはお金持ちになる前から、お互いのビジネスに協力的であるということは大事かもしれません。僕もそうでした。


新里:
色々お話をうかがってきましたがお時間が迫ってきました。今日は本当にありがとうございました。


田口:
ありがとうございました。

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