OKINAWA部活星
FMぎのわん(FM79.7Mhz)
毎週木曜 18時〜19時

沖縄で140人の子供が在籍するゼルバサッカースクール代表の二田水さんをゲストに迎えて、スポーツをする子たちと親や指導者の向き合い方についてのお話をお届けして行きます!

パーソナリティ:こはる
ゲスト:ゼルバサッカースクール代表 二田水晶
アシスタント:OKINAWA部活星代表 翁長奈七

スポーツを通して人間力を高める

こはる:ゼルバサッカースクールとは何をされてるところなんですか?

二田水:宜野湾と南風原を中心に幼稚園から中学生までのサッカースクールを行っております。

公式戦とかにチームとして出て勝ちを目指すような形じゃなくて、サッカーの塾みたいな感じです。普通の部活動だと平日に練習して土日に試合というのが一般的だと思うんですが、うちは本人たちの希望によって週1回からサッカーを楽しめる感じになっています。

ただ楽しむだけじゃなくて真剣に練習して、自分たちの目的に合わせてレベルアップができるように指導しています。

こはる:学校の部活動と併用してる人もいるんですか?

二田水:そうですね、部活に入りながらよりレベルアップしたい人もいますし、逆にサッカーをここで真剣にやりたいといって週に2〜3回来ている子もいたりします。

あとは他のこともやりながら、サッカーも楽しみたいという選択肢で来てる人もいますね。人数はおかげさまで140名くらいになります。

こはる:すごい!少人数制なのかと勝手にイメージしてました。

二田水:一度に全員を見るわけじゃなくて、週にトータルで140名なので、学年によって14〜18人くらいで練習しています。

サッカーは人の繋がりを作るツール

こはる:ゼルバサッカースクールの指導方針とかってあるんですか?

二田水:プレーが上手くなって欲しいのはもちろんあるんですけど、人との繋がりのツールとしてサッカーを捉えて欲しいなとも思っています。

サッカーってどこの国でもやってて、僕自身が海外でサッカーを通して仲良くなって繋がりが増えて行くことを感じて。もともと神奈川出身で沖縄にきたんですけど、その時もサッカーを通していろんな人と仲良くなれるという自信もあったので不安もなかったです。

案の定、サッカーを通して仕事や友人関係が広がっていきました。サッカーをプレイヤーとしてやるのも大事ですが、人との繋がりのツールとしてサッカーを捉えて欲しいなと思っています。

技術的な部分の指導ももちろんしているんですけど、先に色んな人と関わろうとか自分の考えを広げようという気持ちを持つ方が、よりサッカーが楽しくなるんじゃないかと。

こはる:神奈川からなぜ沖縄に?

二田水:もともと別のサッカースクールの仕事できてました。奥さんが沖縄出身だったというのもありまして。こっちにきて独立してっていう形ですね。

指導者自身がが成長を続けること、そして楽しむこと


こはる:子供たちにサッカーを教える中で大切にしてることってありますか?

二田水:僕が常に成長し続けることが子供の成長に繋がると思っています。そして自分が楽しみながら指導しないと子供も楽しめないので、どんな時でも自分も子供たちも楽しめる要素を探してます。

週に1回70分くらいの時間は目標を持って全力で取り組んで欲しいので。

子供たちが本当に上達したいという意思を持ってて、僕もみんなに上達して欲しいという意思持ってるということを確認しあうことで、リスペクトし合ってこの時間をより良いものにしていこという話をしています。

こはる:子供たちから教えてもらうこともあったりとかしますか?

二田水:何気ない一言を拾って喜んでくれている子がいたり、逆に何気ない一言ですごく傷ついてるということを聞いたり。

練習が終わった後に「なんであんな顔をしてたのかな」っていうことを考えると、そこから気付きとかはたくさんありますね。

こはる:一緒に成長していけるってなんか羨ましいですね。

翁長:名将と呼ばれてる監督コーチはいくつになっても自分で学習とか成長することは怠らないですよね。そういうのって結果を出してる指導者に共通してる部分だと思いますね。尊敬します。

「なんで?」を「どうして?」という質問に置き換える

こはる:日々の中で常に楽しいわけではないと思うんですが、落ち込んだ時はどうやって自分を上げていきますか?

二田水:一つは自分が自分の行動を認めることですね。「労い(ねぎらい)」とかっていうんですけど。

結果ではなく自分の行動を認めてあげて、その上でより良くするためにどうすればいいかということを考えること。そして笑顔を作ると幸せホルモンが出来るので強引にでも笑顔を作るといいと思います。

こはる:こういう考え方を子供たちにも教えたりとか?

二田水:これは親に教えてます。自分は子供達と関われるのは週に70分くらいで、残りの何十時間という時間を一緒に過ごす保護者さんが僕と違うことを言ってたら子供達も変わらないと思うんです。

だから保護者の方がそれに共感できるように、練習が終わってから保護者の皆さんにメールでその日のことを説明してます。

それで保護者の方が少しでも興味を持って賛同してくれれば、子供がもっと成長できるんじゃないかと思っているので。

こはる:確かに子供達は親と一緒にいる時間の方が長いですからね。

二田水:例えば練習があったときに「なんであんなことをしたの?」って聞くのと「どうしたらこうできると思う?」って聞くのとで全然違っていて。

子供達は「なんで?」って言われると言い訳を考えるんですけど、「どうしたら〜?」という質問に置き換えると子供の思考が未来に向かって行きます。

だから質問1つをとっても「なんで」じゃなくて「どうしたら」という質問にしてくださいと保護者の方に言うと、保護者の方も「なるほど」みたいな。

翁長:子育て全般に生きる考え方ですよね。

スポーツをする子供達にとって大切なこと

こはる:二田水さんの今後の目標を教えてください。

二田水:今後は「もっとこういう考え方があるんだよ」ということをいろんな形で発信して行きたいです。

例えば体のケアの専門家を読んで子供達と親御さんと一緒に学んだり、今度は栄養士の方を呼ぶんですけど、あとはメンタルトレーナーとかも呼んだりして。僕も勉強しているのでそう言ったところをもっと発信していけたらなと。

サッカーをたくさんしたらプレーは上手くなるんですけど、それにあいまって心と身体のことをもっと知ったり食事や休息のことを知るのは大事だと思います

沖縄の子達は身体能力も高くて練習もたくさんして頑張る子達が多いんですけど、それをコントロールしてあげたり、「もっとこうしたらいいよ」という、より良い方法を示してあげたい。

経験則に基づくだけの指導者も多くて、それも大事ですが「もっとより良くみんなが怪我なくスポーツを楽しめる環境」を作って行きたいと思います。

翁長:私も取材の時に子供達に夢とか目標を聞くんですけど、手段が目標になっちゃってる子が多いんですよ。例えば「毎日10回これをする」みたいな。

もちろんそれも大事なんですけど、その先の自分が到達したい部分を定めているのかということを再確認して欲しいなと思うことがありますね。

子供達って結構、狭い世界で一生懸命生きてるので、目の前のことが全てになりがちだと思うんですけど。

それが大事なのも分かるんですけど、大人としては末長く元気で頑張ってもらいたいと思うし、大きな夢を持ってるならそれを実現させるための手段を考えて欲しいなと思うときもあるので。そう言ったときに二田水さんのような話をしてくれるコーチがいるとありがたいなと思いました。

3年後、5年後の自分を見据えること


こはる:最後に、自分の夢に頑向かって張ってる子供達に何かメッセージを。

二田水:今、目先の大会で勝つこととかどこの高校に行きたいというとかっていう目標を持って一生懸命取り組むことはすごく大事なんですけど、それが全てじゃないということを知ってもらいたい。

その結果が上手くいかなかったとしても、努力しようとしたり夢に向かって物事を考えて進んでいるという姿勢の方が大事で、結果は後からついてくるものなので。

例えば「1回戦で負けたから自分はダメだ」とか思わないで、それよりも3年後・5年後により良い自分でいるために日々の生活を考えて取り組んで欲しいと思います。

OKINAWA部活星
FMぎのわん(FM79.7Mhz)
毎週木曜 18時〜19時

二田水さんが運営するサッカースクールはこちら

▶︎宜野湾と南風原で活動するゼルバサッカースクール

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毎週木曜 18時〜19時

沖縄で140人の子供が在籍するゼルバサッカースクール代表の二田水さんをゲストに迎えて、スポーツをする子たちと親や指導者の向き合い方についてのお話をお届けして行きます!

パーソナリティ:こはる
ゲスト:ゼルバサッカースクール代表 二田水晶
アシスタント:OKINAWA部活星代表 翁長奈七

スポーツを通して人間力を高める

こはる:ゼルバサッカースクールとは何をされてるところなんですか?

二田水:宜野湾と南風原を中心に幼稚園から中学生までのサッカースクールを行っております。

公式戦とかにチームとして出て勝ちを目指すような形じゃなくて、サッカーの塾みたいな感じです。普通の部活動だと平日に練習して土日に試合というのが一般的だと思うんですが、うちは本人たちの希望によって週1回からサッカーを楽しめる感じになっています。

ただ楽しむだけじゃなくて真剣に練習して、自分たちの目的に合わせてレベルアップができるように指導しています。

こはる:学校の部活動と併用してる人もいるんですか?

二田水:そうですね、部活に入りながらよりレベルアップしたい人もいますし、逆にサッカーをここで真剣にやりたいといって週に2〜3回来ている子もいたりします。

あとは他のこともやりながら、サッカーも楽しみたいという選択肢で来てる人もいますね。人数はおかげさまで140名くらいになります。

こはる:すごい!少人数制なのかと勝手にイメージしてました。

二田水:一度に全員を見るわけじゃなくて、週にトータルで140名なので、学年によって14〜18人くらいで練習しています。

サッカーは人の繋がりを作るツール

こはる:ゼルバサッカースクールの指導方針とかってあるんですか?

二田水:プレーが上手くなって欲しいのはもちろんあるんですけど、人との繋がりのツールとしてサッカーを捉えて欲しいなとも思っています。

サッカーってどこの国でもやってて、僕自身が海外でサッカーを通して仲良くなって繋がりが増えて行くことを感じて。もともと神奈川出身で沖縄にきたんですけど、その時もサッカーを通していろんな人と仲良くなれるという自信もあったので不安もなかったです。

案の定、サッカーを通して仕事や友人関係が広がっていきました。サッカーをプレイヤーとしてやるのも大事ですが、人との繋がりのツールとしてサッカーを捉えて欲しいなと思っています。

技術的な部分の指導ももちろんしているんですけど、先に色んな人と関わろうとか自分の考えを広げようという気持ちを持つ方が、よりサッカーが楽しくなるんじゃないかと。

こはる:神奈川からなぜ沖縄に?

二田水:もともと別のサッカースクールの仕事できてました。奥さんが沖縄出身だったというのもありまして。こっちにきて独立してっていう形ですね。

指導者自身がが成長を続けること、そして楽しむこと


こはる:子供たちにサッカーを教える中で大切にしてることってありますか?

二田水:僕が常に成長し続けることが子供の成長に繋がると思っています。そして自分が楽しみながら指導しないと子供も楽しめないので、どんな時でも自分も子供たちも楽しめる要素を探してます。

週に1回70分くらいの時間は目標を持って全力で取り組んで欲しいので。

子供たちが本当に上達したいという意思を持ってて、僕もみんなに上達して欲しいという意思持ってるということを確認しあうことで、リスペクトし合ってこの時間をより良いものにしていこという話をしています。

こはる:子供たちから教えてもらうこともあったりとかしますか?

二田水:何気ない一言を拾って喜んでくれている子がいたり、逆に何気ない一言ですごく傷ついてるということを聞いたり。

練習が終わった後に「なんであんな顔をしてたのかな」っていうことを考えると、そこから気付きとかはたくさんありますね。

こはる:一緒に成長していけるってなんか羨ましいですね。

翁長:名将と呼ばれてる監督コーチはいくつになっても自分で学習とか成長することは怠らないですよね。そういうのって結果を出してる指導者に共通してる部分だと思いますね。尊敬します。

「なんで?」を「どうして?」という質問に置き換える

こはる:日々の中で常に楽しいわけではないと思うんですが、落ち込んだ時はどうやって自分を上げていきますか?

二田水:一つは自分が自分の行動を認めることですね。「労い(ねぎらい)」とかっていうんですけど。

結果ではなく自分の行動を認めてあげて、その上でより良くするためにどうすればいいかということを考えること。そして笑顔を作ると幸せホルモンが出来るので強引にでも笑顔を作るといいと思います。

こはる:こういう考え方を子供たちにも教えたりとか?

二田水:これは親に教えてます。自分は子供達と関われるのは週に70分くらいで、残りの何十時間という時間を一緒に過ごす保護者さんが僕と違うことを言ってたら子供達も変わらないと思うんです。

だから保護者の方がそれに共感できるように、練習が終わってから保護者の皆さんにメールでその日のことを説明してます。

それで保護者の方が少しでも興味を持って賛同してくれれば、子供がもっと成長できるんじゃないかと思っているので。

こはる:確かに子供達は親と一緒にいる時間の方が長いですからね。

二田水:例えば練習があったときに「なんであんなことをしたの?」って聞くのと「どうしたらこうできると思う?」って聞くのとで全然違っていて。

子供達は「なんで?」って言われると言い訳を考えるんですけど、「どうしたら〜?」という質問に置き換えると子供の思考が未来に向かって行きます。

だから質問1つをとっても「なんで」じゃなくて「どうしたら」という質問にしてくださいと保護者の方に言うと、保護者の方も「なるほど」みたいな。

翁長:子育て全般に生きる考え方ですよね。

スポーツをする子供達にとって大切なこと

こはる:二田水さんの今後の目標を教えてください。

二田水:今後は「もっとこういう考え方があるんだよ」ということをいろんな形で発信して行きたいです。

例えば体のケアの専門家を読んで子供達と親御さんと一緒に学んだり、今度は栄養士の方を呼ぶんですけど、あとはメンタルトレーナーとかも呼んだりして。僕も勉強しているのでそう言ったところをもっと発信していけたらなと。

サッカーをたくさんしたらプレーは上手くなるんですけど、それにあいまって心と身体のことをもっと知ったり食事や休息のことを知るのは大事だと思います

沖縄の子達は身体能力も高くて練習もたくさんして頑張る子達が多いんですけど、それをコントロールしてあげたり、「もっとこうしたらいいよ」という、より良い方法を示してあげたい。

経験則に基づくだけの指導者も多くて、それも大事ですが「もっとより良くみんなが怪我なくスポーツを楽しめる環境」を作って行きたいと思います。

翁長:私も取材の時に子供達に夢とか目標を聞くんですけど、手段が目標になっちゃってる子が多いんですよ。例えば「毎日10回これをする」みたいな。

もちろんそれも大事なんですけど、その先の自分が到達したい部分を定めているのかということを再確認して欲しいなと思うことがありますね。

子供達って結構、狭い世界で一生懸命生きてるので、目の前のことが全てになりがちだと思うんですけど。

それが大事なのも分かるんですけど、大人としては末長く元気で頑張ってもらいたいと思うし、大きな夢を持ってるならそれを実現させるための手段を考えて欲しいなと思うときもあるので。そう言ったときに二田水さんのような話をしてくれるコーチがいるとありがたいなと思いました。

3年後、5年後の自分を見据えること


こはる:最後に、自分の夢に頑向かって張ってる子供達に何かメッセージを。

二田水:今、目先の大会で勝つこととかどこの高校に行きたいというとかっていう目標を持って一生懸命取り組むことはすごく大事なんですけど、それが全てじゃないということを知ってもらいたい。

その結果が上手くいかなかったとしても、努力しようとしたり夢に向かって物事を考えて進んでいるという姿勢の方が大事で、結果は後からついてくるものなので。

例えば「1回戦で負けたから自分はダメだ」とか思わないで、それよりも3年後・5年後により良い自分でいるために日々の生活を考えて取り組んで欲しいと思います。

OKINAWA部活星
FMぎのわん(FM79.7Mhz)
毎週木曜 18時〜19時

二田水さんが運営するサッカースクールはこちら

▶︎宜野湾と南風原で活動するゼルバサッカースクール

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