OKINAWA部活星
FMぎのわん
毎週木曜 18時~19時

スタンドアップパドルの業界でいま注目の田口頼選手をゲストにお迎えして、原動力の源や今度の目標、スタンドアップパドルの魅力などについてお話を伺っていきます!

スタンドアップパドル田口頼選手

こはる:本日来てくれているゲストさんに自己紹介をお願いしましょう。スタンドアップパドルレーサーの田口頼くんです。

頼:みなさんこんにちは。田口頼(たぐち らい)です。今年で16歳になる歳で出身は岡山県で3歳の頃に沖縄に来ました。今は今帰仁村の方に住んでます。

高校1年生でスタンドアップパドルのレースをやってます。スタンドアップパドルはよく言われるSUP(サップ)の正式名称です。

皆さんサップボードってたまに見ると思うんですけど、レースはもっと細くて4メートルくらいのボードに立って乗ります。だいたいビーチがスタートで、そこから5001,000メートルくらいのところにブイがあるので、そこを回って第2ブイ、第3ブイと続いていきます。

長いレースでだいたい6キロから25キロくらいまでの長さがあって、長いのはロングディスタンスレースと言います。

短いレースはテクニカルレースと言って、狭い間隔にブイがたくさん置いてあって、それをテクニカルな感じでターンして回ってビーチのランも挟んでもう一周みたいな感じのレースです。

だいたい1つのレースでこの2つの種目があって、もっと種目があるレースだと200メートル直進のスプリントレースみたいなのもあります。

こはる:頼くんの種目はどっちですか?

頼:僕は全部出てます。それと別でサップサーフィンというのもあって。

レースとは逆で小さいボードに立って膝くらいまで沈みながら漕いだら浮かんで波が来て、立ったままテイクオフしてサーフィンと同じような感じで技で競います。

演技になるので見せる競技ですね。技で審査員が判断して勝ち負けが決まります。

こはる:レースの時間ってどれくらいかかるもんなんですか?

頼:海なので風とか波のコンディションによりますが、風も波もない状態だと6キロで35分とかそれくらいですかね。長い10キロとかになってくると1時間を超えたりしてきます。

サップって有酸素運動にもなるのでレジャーとかのイメージが強いと思いますが、最近は競技として全国各地で盛り上がってきてます。

サップ自体は昔からあったんですが、メディアとかに取り上げられて盛り上がり始めたのがここ3~4年の間で最近じゃないですかね。

サップをやり始めたきっかけ

こはる:頼くんがサップを始めたきっかけって何なんですか?

頼:両親がもともとサップのツアーガイドとして10年くらいやってて、それで両親について言って小学生の頃から手伝ってりしてまして。小5くらいからは自分が実際にこいでましたね。

6の時に沖縄で開催されたレースをみにいくとすごく楽しそうで。小学生の頃はたくさんスポーツしてました。

野球・サッカー・水泳・レスリングとかですね。色々やったんですけど、団体競技が苦手だなと思ったので。そのあと沖縄の西表島でサップの大会があると聞いて、それに向けて練習もして頑張って

それで初めて出た大会で小学生の部で優勝することができてスイッチが入りました。今もそうですが、楽しいから続けられてるっていうのが大きいですね。

沖縄はサップの練習には世界最高な環境

頼:沖縄は世界的に見てもサップをする環境が良くて。1年間ずっと風も波もありますし、海面が綺麗な時が多いですし。

日本人のサップ選手は波に弱いんですよね。荒れた海面とかになかなか慣れてなくて。大会にもよるんですけど、自分の身長の倍くらいの波が荒れてる大会とかもたまにありますからね。

普段、名護の方に先輩とかもいて一緒に練習してもらってるんですけど、その長いレースボードで波に乗って波を超えてっていう練習もしてるので。だから沖縄でやってる人は波に強いですね。

去年、一昨年くらいから県外のジュニア向けに合宿とかも開催されていて。それで来たりする人もけっこう多いですね。今月も大阪の方で9月21日か22日に「APP World Tour」というサップのワールドツアーが開催されることになってて。

本当はそれは招待された選手しか参加できなくて世界ランキングのトップ30くらいの人しか来れないんです。でも今年は開催国枠として日本人男子2人、女子1人の枠があるんので、それをゲットするために4月から大会に出まくるために毎週のように県外にいってました。遠征は好きなんですけど、どうしても遠征費が高いですね

遠征では色んなところに行くんですが、今年8月にアメリカのオレゴン州のフットリバーという川大会があって。

下流から上流に向かって強い風が吹き抜ける場所があるんですが、そこを追い風に乗って上流に上っていくレースがありました。12キロ2セットの合計タイムで競うというハードなレースでした。

こはる:海と川ってどう違うんですか?

頼:けっこう川の方が安心感がありましたね。左右が陸なので。

海で追い風に乗って波に乗ってるするダウンウインドウっていう練習では名護湾の名護から恩納村まで横断したりとかなんでけっこう怖いんですよね。

海が広がってて、下が真っ暗で。

こはる:一番怖いのは急に降る雨だということでさっき話してましたよね。

頼:そうですね。海の上でスコールとか降ってしまうと霧とかでホワイトアウトして目的地が見えなくなるんですよ。

そういう時は怖いですね。自分がどこに向かってるか分からなくなっちゃいます。

運次第みたいな時もありますね(笑)

そういう時はだいたい先輩の人と一緒に行くか、誰かと離れないように意識しながら行きます。

一応、ライフジャケットを着て携帯を防水ケースに入れてとかしてできる限り準備をして行くようにしてます。

スタンドアップパドルレーサーの部活飯

こはる:早速、頼くんは今日何を食べたのか、何がら頼くんの力になっているのを聞いていきたいと思います。

頼:今日の昼食はガーリックシュリンプを食べました。お父さんとお母さんがけっこう料理が上手で。むっちゃ美味かったです。

練習前とか終わったともすぐ食べてるようにお母さんが準備してくれていて。

栄養面も気にしてくれています。そこは感謝ですね。

こはる:普段は何が好きなんですか?

頼:オムライスです。何でも好きで何でも食べますね。好き嫌いはあんまりないです。

こはる:大切な日の勝負飯とかってありますか?

頼:JCFカヌー連盟の世界選手権の選考レースがあったんですが、その前の日は熊本のお好み焼き屋さんでお好み焼きとオムそばとライスを食べました。

こはる:全部、見事に炭水化物ですね(笑)

今年の目標は『全日本チャンピオン』

こはる:シーサーさんからの質問です。「今のところ世界ランキングを追いかける立場だから伸び伸びできるよねー」と来てますが、いかがですか?

頼:そうですね。

今日本の中ではトップ2くらいだと思うんですが、今年は全日本チャンピオンを狙おうと思ってるんです。でも世界の中ではまだまだなので伸び伸びやっていけますね。

こはる:すごいですねー!まだ16歳?

頼:今はまだ15です。

こはる:伸びしろしかないですね!今現在の目標を聞いてもいいですか?

頼:7月のJCFカヌー連盟主催の大会で切符をゲットしたカヌー連盟の方の世界大会があって、その大会でアンダー18で優勝することが目標です。

あとは今年の全日本選手権、プロの大人の方たちも含めた中で総合優勝すること。

ロングディスタンスとテクニカルの両方で優勝を狙ってますね。今シーズンは。

こはる:大人たちの中で10代の子が頑張ってるってことは、聞いてる方にとっても元気と勇気を与えると思うので、今後も頑張って欲しいですね。

田口頼選手の将来の夢

こはる:ちなみに将来の夢は?

頼:将来はサップで世界チャンピオンになることですね。

あとはプロになってサップでご飯を食べていきたいなと思ってます。そこが一番重要かなと。

これで生活していけたら一番楽しいし、いい人生になるんじゃないかと思ってます。

こはる:いまお話を聞いてる時も頼くんの目がキラキラしてますからね。

頼くんなんですが、パドラーたちのコミュニケーションマガジン、ブレードという雑誌でもすごく大きく特集されてるんですよ、すごいですねこれ。これは沖縄でもゲットできますか?

頼:はい、全国紙なのでゲットできます。

こはる:ということなので皆さん、ブレードという雑誌の方も見てみて欲しいと思います。最後に頼くんの方から宣伝を。

頼:僕の両親がやってるOHANA SUP OKINAWAっていうショップがあって、そこでサップのツアーガイドとかサップヨガとか8人乗りのビッグサップとかするツアーもあります。

今帰仁の綺麗な海でシュノーケルもやってます。

それもサップの上からシュノーケルするので泳ぎが苦手な方でも安心できると思います。ぜひ来てください。

こはる:ここに行ったら頼くんに会えますか?

頼:僕が大会に行ってない時であれば、いると思います。

あと地元向けに今年2月から始めたサップアカデミーもやっていて、ここでは地元向けに安く体験とかもやってます。

こはる:最後に、頼くんの方からリスナーの方にメッセージを

頼:スポーツやってる人じゃなくても自分の好きなことをやってる人がいると思いますが、楽しみながらやることが一番重要だと思うので、楽しみにながらやって欲しいと思います。

こはる:頼くん自身がサップのことを話している時は目がキラキラして本当に楽しそうですからね。

本日のOKINAWA部活星はサップレーサーの田口頼くんでした。ありがとうございました!

頼:ありがとうございました!

 

 

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